

私と森川さんが好きな中村獅子童さんが出演するということで、母が会員の演劇サークル枠で取ってもらったんです

獅童さんが1部も2部も出るようなので、16:30〜の夜の部にしました。
三越でお弁当を買って、森川さんと歌舞伎座で合流

来年の4月でなくなってしまうので、今の歌舞伎座を写真におさめました

さびしいですねぇ。。。

イヤホンガイドを借りて中へ。。。
今日の席は2階の右側で、なかなか見やすそう

そして開演

第一部は、夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)。
泉州の魚売り団七九郎兵衛(海老蔵)は喧嘩沙汰から入牢しましたが、女房のお梶(笑三郎)の主人筋にあたる玉島兵太夫の尽力で牢から出されます。そして団七は釣舟の三婦(猿弥)との再会を喜びあい、下剃の三吉(巳之助)の世話で伸び放題の髪や髭を整えます。
この団七の前に、玉島磯之丞(笑也)の恋人琴浦(春猿)が悪人に追われて来るので、団七は琴浦を救い出します。続いて一寸徳兵衛(獅童)が現れ、琴浦を奪い返そうとし団七と喧嘩を始めます。これをお梶が仲裁するところ、徳兵衛はお梶の顔を見て慌てます。それというのも徳兵衛はお梶に大恩があるため。やがて互いの素性を知った団七と徳兵衛は義兄弟となるのでした。
一方、誤って人を殺害した磯之丞は、三婦の家に匿われていすが、三婦は女房のおつぎ(右之助)と共にその落ち延び先について思案しています。ここへ徳兵衛の女房お辰(勘太郎)が訪ねて来て、磯之丞を匿おうと申し出ます。美しいお辰を見て三婦は、間違いが起ってはと難色を示しますが、お辰は鉄弓を頬に当て自らの顔に傷を付けます。こうしてお辰は晴れて磯之丞を預かります。
ところが金に目がくらむ団七の舅(しゅうと)三河屋義平次(市蔵)は、おつぎを騙して琴浦をかどわかします。この舅の悪事を知った団七は、その後を追っていき...。
というあらすじで、獅童さんはもちろん、やはり海老蔵さんは存在感がありましたねー。
あと、勘太郎さんのお辰がキレイでした

そしてなんといっても最後のシーンは見物で、義平次さんのドロドロになりながらの熱演もすばらしかったです

そして休憩

暗くてキレイに取れなかったけど、お弁当はこんな感じ

おいしかったです

続いて、第二部は、天守物語(てんしゅものがたり)。
白鷺城の最上階には、この世とは別の世界があり、その異界の主こそ天守夫人の富姫(玉三郎)でした。ある日のこと、富姫が侍女の薄(吉弥)と語り合っているところへ、富姫を姉としたう亀姫(勘太郎)が舌長姥(門之助)、朱の盤坊(獅童)を連れて現れます。そして富姫と亀姫主従の宴が始まり、朱の盤坊たちが余興を披露していきます。
ここへ鷹匠の姫川図書之助(海老蔵)が、最上階の様子を窺おうと駆け上ってきます。藩主秘蔵の鷹を逃した図書之助は、その責めを負って切腹するところ、鷹が逃げた天守の最上階に向かえば命を救うと言われたのです。やがて図書之助は立ち去って行きますが、手燭の灯りを消してしまうので、最上階へ戻って来て富姫に火を乞います。すると富姫は最上階に来た証として、藩主秘蔵の兜を図書之助に与えます。
ところがこの兜から図書之助は賊と疑われ、三度、最上階へ戻って来ます。いつしか図書之助に心奪われた富姫は、喜んでこれを匿いますが、異界の人々の象徴である獅子頭の目を、追っ手の小田原修理(猿弥)たちが傷つけるのでふたりは光を失ってしまいます。しかし傷ついた獅子頭に、名工近江之丞桃六(我當)が鑿を入れると、富姫と図書之助は光を取り戻し、手を取り合って喜び合うのでした。
素晴らしい女形として有名な玉三郎さんは初めてだったので、楽しみでしたが、やはりかなり品があり美しく別格という感じ

海老蔵さんも第一部とはガラっと変わって、美少年役もハマってました

ファンタジーっぽいお話は初めてだったので、これまた新鮮で、不思議な世界を堪能しました

欲を言えば、獅童さんをもっと見たかったけど、いい味出してました

4月までにもう1回くらい来れるかな

また獅童さんが出る演目があったら行きたいです
